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2015年2月8日日曜日

社会人の日々「働くのってわるくないな。」

働いて10ヶ月がたった。

最近、初めて、「働くって悪くないな。」と思った。

就職することが怖くて逃げ出した、4年前の自分を思い出しながら、

今日はそのことについて書く。

営業で、2人のお客さんに会った。

その方たちを見て、仕事ってわるくないなと最近思った。

1人は、自動車部品メーカーの人事部課長。

もう1人は、溶接部品販売会社の総務部課長。

2人の共通点は、何かに欠けている。

一方的に話をするだけで、こちらの話は聞かず、プライドが高い。

高校時代で例えていうなら、体育会にはおらず、クラスの主要メンバーではない感じ。

この人達が窓口だと、仕事にならない。

と思った自分は、上司を連れてきてもらった。

同席して頂いたのは、副社長と専務取締役。

彼らは言った。

「こいつは、人の話を聞かない。ただ、勉強を人一倍していて、言っていることはは間違っていない。」

世の中って凄いなあと自分は思った。

1つ。課長クラスで、取締役を連れてきたこと。

2つ。何かに特化した人は、それはそれで重宝されること。

3つ。上に立つ人は、人を受け入れる幅が広いこと。

なんていうのだろうか。

4年前、私は働くのが怖かった。

自分のような人間が、能力的にも性格的にも会社で働けるのか。

周りには優秀な人が沢山いたし、特別な才能があるわけでもない。

自由人だったし、納得出来ないことは誰であろうと聞かない。

そんな自分が生きていけるのか。

怖かった。

2人の課長さんを見ながら、2人の取締役の話を聞きながら、何か心が救われた。

自分にも生きていける場所があるんだなと。

海外に出るようになって感じた、

「日本が合わないなら、自分が合う国にいけばいい。」

「日本で駄目だと言われるようなことも、海外だと評価されることもある。」

昔感じた似たようなことを、10ヶ月働いて初めて感じたのでした。

働くのってわるくないなあと。

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