最近、初めて、「働くって悪くないな。」と思った。
就職することが怖くて逃げ出した、4年前の自分を思い出しながら、
今日はそのことについて書く。
営業で、2人のお客さんに会った。
その方たちを見て、仕事ってわるくないなと最近思った。
1人は、自動車部品メーカーの人事部課長。
もう1人は、溶接部品販売会社の総務部課長。
2人の共通点は、何かに欠けている。
一方的に話をするだけで、こちらの話は聞かず、プライドが高い。
高校時代で例えていうなら、体育会にはおらず、クラスの主要メンバーではない感じ。
★
この人達が窓口だと、仕事にならない。
と思った自分は、上司を連れてきてもらった。
同席して頂いたのは、副社長と専務取締役。
彼らは言った。
「こいつは、人の話を聞かない。ただ、勉強を人一倍していて、言っていることはは間違っていない。」
★
世の中って凄いなあと自分は思った。
1つ。課長クラスで、取締役を連れてきたこと。
2つ。何かに特化した人は、それはそれで重宝されること。
3つ。上に立つ人は、人を受け入れる幅が広いこと。
★
なんていうのだろうか。
4年前、私は働くのが怖かった。
自分のような人間が、能力的にも性格的にも会社で働けるのか。
周りには優秀な人が沢山いたし、特別な才能があるわけでもない。
自由人だったし、納得出来ないことは誰であろうと聞かない。
そんな自分が生きていけるのか。
怖かった。
★
2人の課長さんを見ながら、2人の取締役の話を聞きながら、何か心が救われた。
自分にも生きていける場所があるんだなと。
海外に出るようになって感じた、
「日本が合わないなら、自分が合う国にいけばいい。」
「日本で駄目だと言われるようなことも、海外だと評価されることもある。」
昔感じた似たようなことを、10ヶ月働いて初めて感じたのでした。
働くのってわるくないなあと。
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